地球温暖化について考える [時事]


 こんにちは!
 ナビゲータのEVEです。

 今日のこの時間は、地球温暖化についてお話したいと思います。
[地球温暖化と思われるニュース]
 朝起きてよく見る番組は、BSワールドニュース・・・。 アメリカ、トルコ、アルジェリア、ブラジルなど各国のプライムタイムニュースと思われるものを朝の5:00から9:00ぐらいまで放送されているものです(※1)。 そのニュースを見ていると、一昨年ぐらいから、火事に関するニュースをたびたび見ます。アメリカ、ヨーロッパ・・・。その他の国も同様なのでしょうか?
[カーボンニュートラル]
 地球が温暖化することにより、乾燥し、地上の木々は燃えやすい状態にあるようです。
 そのようなどう見ても忌々しき事態を見ながら、地球温暖化について考えさせられます。 みなさん、カーボンニュートラルって聞いたことありますか? カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることをいいます。 排出をゼロとは、二酸化炭素をはじめとする温室効果ガスの「排出量」から、 植林、森林管理などによる「吸収量」を差し引いて、合計を実質的にゼロにすることを意味しています。 何かまずいと思いませんか?そうです、この火事により吸収する草木が燃えているのです。
 アメリカ、カリフォルニア州では、2020年、21年と山火事による山林の焼失面積の記録を更新しました。 21年の焼失面積は100万ヘクタール(およそ青森県の面積)で、4240万ヘクタールの州面積の2%を超えています。 現在、ヨセミテ国立公園周辺でまた燃えています。 現時点でも、吸収よりも排出量が多く、その排出量を減らすことによりカーボンニュートラルを進めているのに、 山林が燃えることによって、計画がくるってしまいます。 もう一つ質問をしましょう。カーボンニュートラルを進めるのに期限はあると思いますか?
 そうです。期限はあります。どういうことかというと、現在日本も各国がカーボンニュートラルを2050年を目指して実施していますが、 それを進めていっても、排出量が増えていってしまうというのです。それは、なぜか? 現在、シベリアの永久凍土などに眠っているメタンなどが、気温が高くなることにより放出されてしまうからです。 そうなったら、もう防ぐ手立ては無くなります。 永久凍土に眠っているメタンがすべて空中に放出され、まるで、地球はゴム風船の中にいるような状態になってしまいます。 ようは地球から熱が逃げていくことができなくなってしまうのです。
 それによって、北極、南極から氷が無くなり、海面が数十メートル高くなり、多くの人が生活圏を失う事態になるでしょう。
 現在の全世界で起こっている火事はその事態を進めています。
[ロシア、ウクライナ戦争による地球温暖化の影響]
 それに加えて、ロシアによるウクライナ進行です。 この進行により多くの先進国はロシアから、石油や天然ガスの輸入をやめたため、 代替燃料として、石炭に舵をきった国があります。 これにより、政策がかなり後退したという印象があります。 プーチンの戦争はウクライナ国民だけでなく、全世界に暗い影を落としているのかもしれません。
[あとがき]
 1997年12月に京都議定書を採択した時はまだ余裕があったようですが、 現在はかなり綱渡りのような状態だそうです。 研究者により違ったことをいうのかもしれませんが、このような問題を解決する場合、 自分に都合のいい案を信じるのではなく、最悪のシナリオを想定することが普通です。 カーボンニュートラルが2050年までに実現するというのは分かるのですが、 できなかった場合、できてもシベリアの永久凍土からメタンが流出し、 温暖化が止められない場合などどうするのか、最悪のことを考えているのでしょうか?
 先日紹介した、映画「ムーンフォール」やTBSのドラマの「日本沈没-希望の人-」など 災害に関する映画、ドラマを見ますが、こういった場合、お役所関係やテレビなどのマスコミは重大な事実を隠す傾向があるようです。
 めっきり、地球温暖化の話が聞かれなくなりましたが、もう手遅れなのかもしれません。
 なんて、かなり、深刻っぽく話をしましたが、 実は地球の二酸化炭素の多くを吸収しているのは海で、その能力は地上の8倍(1980~1989年調査結果)と言われ、 地上で森が消失して四国ほどの山林が消えたといってもそれほど深刻ではないのかもしれません。 ただ、下記資料にも書いていますが、今後海の二酸化炭素吸収力は低下する可能性もあるそうです。 まっ、とりあえず、人事を尽くして天命を待つしかないのかもしれません・・・。
 では、また!
追伸・・・。
永久凍土が溶けることにより、地球温暖化も怖いですが、ウイルスも怖いですね(【『モリウイルス』『メタンガス』 永久凍土が溶けて起きること】から)? コロナウイルス、サル痘に侵されつつある生活圏において、また新たなウイルスが入り込んでくるかもしれません・・・。
【参考文献】
■欧州 石炭火力発電 拡大の動き ロシアの天然ガス供給減受け
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220622/k10013683041000.html

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