こんにちは!
EVE Sunです。
昨日は、現状分析をし各国の温室効果ガスの報告内容が実態とあっていないという話をしました。その1つの原因がメタンらしいのですが、本日は、もう一つの原因と思われるカーボンクレジットの話をします。
[カーボンクレジット]
では、早速ChatGPTにカーボンクレジットとは何なのか、解説をしてもらいましょう。
■カーボンクレジットの仕組み
❶プロジェクトの実施
森林保全、再生可能エネルギー開発、メタン削減などのプロジェクトを通じて、温室効果ガス排出量を削減・吸収。
❷検証と認証
第三者機関(例:VerraやGold Standard)がプロジェクトを評価し、削減量を計測・認証。これがクレジットとして発行されます。
❸取引
認証されたクレジットは市場で売買可能。購入者は、自身の排出量をオフセット(相殺)するために使用します。
■カーボンクレジットの種類
・排出削減クレジット
再生可能エネルギーやエネルギー効率化による削減。
・吸収クレジット
植林や森林保全などによるCO₂吸収。
・回避クレジット
森林破壊の防止やメタンガス回収など。
■利用目的
❶企業のオフセット
カーボンニュートラルを達成するために、自社の排出量の一部をクレジットで相殺。
❷規制対応
一部の国や地域では、炭素市場が規制され、企業が義務的にクレジットを使用することがあります。
❸自主的取り組み
自主的な気候変動対策の一環として、クレジットを購入する企業もあります。
■課題と批判
・透明性の問題
クレジットの品質や実効性に関する不透明さ。
・ダブルカウントのリスク
同じ削減量が複数の主体で主張されるリスク。
・過度の依存
実際の排出削減の取り組みが遅れる可能性。
■カーボンクレジット市場
市場は、政府主導の規制市場(例: EU排出量取引制度)と、企業や団体が自主的に参加する自主的市場に分かれています。後者ではVerraやGold Standardなどの認証機関が重要な役割を果たしています。
カーボンクレジットは気候変動対策の一環として注目されていますが、効果的な運用のためには、厳格な基準と透明性の確保が求められます。
前提条件として、現在、温室効果ガスの排出削減目標は国ごとに設定されています。しかし、先進国の中には、目標達成が難しい国や企業があります。そのような国や企業は、森林再生などのプロジェクトを通じて削減された温室効果ガスの量をカーボンクレジットとして購入し、目標達成を支援しています。その流れは、以下の通りなのですが、以下の流れに問題がありました。
[排出削減水増し問題]
以上の流れで問題となっているのが、①森林再生プロジェクトです。今回のNHKのレポートでは、ある森林再生プロジェクトは、数年後失われるだろう森林を失われることなく守ったので、お金をくださいと認定機関に申請しているらしいのですが、その申請に水増しがあったというのです。
ようは、そもそもその見積もりが大げさで、失われるはずもない森林も数年後失われると報告し、その森林を守ったということでお金を得ているという状況を今回のレポートでは紹介していました。
[システムの問題]
正しいスキームの中で取引が行われれば、地球上の温室効果ガスは増えないことになります。ただ、それが守られていないと地球温暖化を早めることになります。では、なんでこんなことになってしまったのでしょうか?
認定機関の見積もりが甘いということが上げられるでしょう?
その認定が甘いという一例を見たのですが、確かにおかしい見積もりがありました。ただ、その見積もりを認定機関が認定してしまっています。
話の流れでは、「森林再生プロジェクトは、大量の申請文書の中におかしな文書を紛れ込ませれば認定機関には分からない」という発言もり、認定機関が意図的にこのようなことをやっているとは言い難いのですが、金に目がくらんででたらめな運用をしているといわれても否定は難しいでしょう?
[対策]
以上の問題への対策も取り始めています。
1つめは、認定機関の取組なのですが、昨日ご紹介した人工衛星を使い、プロジェクトの活動を正確に掴もうとしています。ようは、申請と実態があっていないので、申請を実態に合わせようという取組です。
2つ目は、お金を支払う企業側の活動です。お金を払うのだから、優良な森林再生プロジェクトに投資をしたいということで、森林再生プロジェクトの選別が行われつつあるようです。
[あとがき]
昨日ご紹介したメタンの方は、温室効果ガスを削減しようとしている、国や企業の動きが鈍く、対策を取るのがまだまだ先だという印象を持ちましたが、カーボンクレジットの方はいい方向に向かっているようです。
その対策は、日本の場合2050年を目標としています。ただ、それでは間に合わないかもしれません。そんな恐ろしい話を明日させていただきます。
では、また!
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